https://github.com/takeisa/uschemer2/tree/v0.03
リストの表示処理
通常のリスト表記とドット表記に対応させた。SConsクラスのto_sメソッドを呼び出すと、リストを文字列として取得できる。
対応するSConsクラスのto_sメソッドは以下の通り。
def to_s(need_paren = true)
s = ""
s << "(" if need_paren
s << "#{@car.to_s}"
if @cdr == SNil then
# nop
elsif @cdr.list? then
s << " #{@cdr.to_s(false)}"
else
s << " . #{@cdr.to_s}"
end
s << ")" if need_paren
s
end
cdrがリスト※か、そうでないかによって、ドット表記を切り換える。
リストの場合は、括弧をつけずに続けて、次の要素を表示したいため、to_sの引数には、括弧が必要かどうかのフラグを持たせている。
リスト中の要素が自分のリストに含まれる要素を参照している場合は、無限ループとなってしまうが、これは後で修正しよう。
※SConsクラスの時にリストと判定している。cons?メソッドとした方が良かったかも。
実行例
$ ruby uschemer.rbMicro Scheme
> (define (add a b) (+ a b))
#<Instruction::Closure:0x98295fc>
> (add 10 20)
30
>
いままでは評価結果は内部で使用しているRubyオブジェクトをそのまま表示していたが、やっと、Scheme処理系らしくなってきた。
なお、リストの表示方法を書いたけど、まだリストは扱えない。
次はリスト処理関数をいくつか追加しよう。
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