為替で有効な手法を見つけるのは、なかなか難しい。
EAでいちいちシミュレーションするのは面倒だし、為替データの解析に、Rを使えると便利そうだなと思い、みんなのRを読みながら、例を入力しつつ、Rをいじりはじめた。
この書籍ではR Studioを推奨していたので、 Debian Jessie 標準のR Studioを使っている。
書籍に書いてあった株価データを扱うためのパッケージquantmodをインストールしようとしたら、 エラーになった。
> install.packages("quantmod") Installing package into ‘/home/satoshi/R/x86_64-pc-linux-gnu-library/3.1’ (as ‘lib’ is unspecified) Warning in install.packages : package ‘quantmod’ is not available (for R version 3.1.1)
CRANにはquantmodはあるようなのだけど、インストールできない。
StackOverflowを見て解決。
インストールしたままでは、CRANのパッケージが全然見えていないようだ。
> setRepositories() --- このセッションで使うリポジトリーを選んでください --- 1: + CRAN 2: BioC software 3: BioC annotation 4: BioC experiment 5: BioC extra 6: CRAN (extras) 7: Omegahat 8: R-Forge 9: rforge.net スペースで区切られた 1 つ以上の数を入力するか、キャンセルするには空白行を入力してください 1: 1 ◆CRANが選択されているが、再度選択してみた。 > ap <- available.packages=""> View(ap) ◆パッケージを表示する。パッケージが全く表示されない。 以下のコマンドでミラーを選択できる。
> chooseCRANmirror() CRAN mirror 1: 0-Cloud [https] 2: 0-Cloud 3: Algeria 4: Argentina (La Plata) --略-- 55: Italy (Palermo) 56: Japan (Tokyo) 57: Japan (Yamagata) 58: Korea (Seoul 1) --略-- Selection: 56 ◆日本のミラーを選択 > ap <- available.packages() > View(ap) ◆パッケージを表示できた。 > > install.packages("quantmod") ◆quantmodをインストール --略-- * installing *source* package ‘zoo’ ... --略-- * installing *source* package ‘xts’ ... --略-- * installing *source* package ‘TTR’ ... --略-- * installing *source* package ‘quantmod’ ... --略-- * DONE (quantmod) The downloaded source packages are in ‘/tmp/Rtmp6M7HGP/downloaded_packages’ >依存パッケージも一緒にインストールできた。 xtsパッケージは時系列データtsを拡張したクラスxtsを提供し、 不規則な間隔を扱うことができるので、 為替や株価データを扱うには最適のようだ。
参考
みんなのRいくつかRの本を買ってみたが、この本が一番分かりやすかった。
グラフ描画ggplot2の説明も分かりやすいし、実例も多数あるのでおすすめ。